2017年06月28日

レターセット「山羊と葡萄」のこと

デザフェスにて、久々に完全新作のレターセットを出しましたので
ご紹介です。

◆上代裂文様レターセット「山羊と葡萄」

yagi2.jpg
 
奈良時代晩期頃の作と思われる、
上代裂(じょうだいぎれ)の文様を元にデザインしています。

濃い緑色の一色印刷。
便箋8枚、封筒3枚、ラベルシート1枚入り。

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前に出した定番商品、正倉院文様レターセットの姉妹品です。
今回は緑色で「山羊(やぎ)と葡萄(ぶどう)」のモチーフになりました。

このシリーズの便箋は洋風っぽい飾り罫をイメージしてデザインしています。
封筒は総柄。

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えーと、「上代裂(じょうだいぎれ)」とは何ぞやということなんですが。
上代とは飛鳥時代から奈良時代。
上代裂はその時代につくられた染織品のことで、
たいてい法隆寺に伝わる法隆寺裂と、正倉院に伝わる正倉院裂のことを指します。
今回の元となった原物の染織品は法隆寺献納物で、
現在は東京国立博物館にあります。

デザインのモチーフにしているのは
原物の文様にある山羊や葡萄のモチーフだけなので
今回もかなりアレンジして創作しております。
文様構成などもレターセットの形式に沿って創作してます。

このレターセット、本当は一年以上前に出す予定だったんですけど、
デザインを考えて、文様のモチーフをペンで描いて、パソコンに取り込んで…
…というところから、一年以上なかなか進みませんでした。
いろいろしっくり来ず、けっきょくデザフェスのわりと直前に
全てモチーフを描き直してつくり直して
なんとかギリギリ、デザフェス新作として間に合った感じです。
でもやっとのことで完成してとても嬉しいです!!
ギリギリで製作するのはあまりやりたくないですが
長期間止まっているものを完成させるには
こういう勢いや集中力が必要なのかもしれないですね。


ちなみに、円葉堂online shopでも販売を始めております〜。


このシリーズのレターセットは作るのが大変なのですが
(封筒のデザインが文様にぴったり過ぎて、
工場で作るのは難しいと言われたので手づくりです)
それでも作りたい!というくらい思い入れがあります。

やっぱり紙雑貨が好き、
なかでもレターセットが一番好きです〜!
posted by 円葉堂 at 04:38| Comment(0) | 商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする